声優養成所オーディションの内容や対策: 一体どんなことをするの?

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声優養成所のオーディションはどんなことをするの?
ここでは声優養成所で行われるオーディションの流れや、内容についてお話ししていきます。
もちろん声優養成所にもよるのですが、入所オーディションは、下記の流れでおこなわれることが多いです。
1. 書類・ボイスサンプル審査
2. テープ審査
3. 実技審査(朗読やセリフなど)
4. 面接
それぞれ詳しく説明していきます。
1. 書類・ボイスサンプル審査
一番最初の審査が、書類とボイスサンプルの審査です。
通常の入学試験や入社試験を受ける時と同じように、年齢や顔写真、過去の経歴、自己PRなどを提出します。
加えて、自分で録音したボイスサンプルも提出することが多いです。
養成所によっては小論文のようなものを書くこともあります。
書類審査とボイスサンプル審査を通過するには、「魅力的な書類にして他の候補者と差別化すること」「ボイスサンプルの完成度を高めること」の2点が必要です。
このあたりはこのあと、くわしくお話ししていきます。
なお、声優養成所の入所オーディションは、5,000円〜8,000程度の受験料がかかります。
ただし、当リベルテ・プロではキャンペーン中につき、現在無料で入所可能です
頭の片隅に置いておきましょう。
2. テープ審査
書類・ボイスサンプル審査を通過すると、テープ審査に移ります。
「ボイスサンプル審査と何が違うの?」
と思われるかもしれませんが、ボイスサンプル審査は演技の内容を自由に決められるのに対し、テープ審査は原稿やセリフを指定される、という違いがあります。
・指定された役に対し、しっかりと役作りできるか
・本番に近い環境でどれぐらい力を発揮できるか
が試されるので、時間をかけてしっかりしたものを作り「これ以上のものはできない」と自分で思えるくらい、完成度を上げておきましょう。
3. 実技審査(朗読やセリフなど)
テープ審査も無事に通過したら、いよいよ実技試験に入ります。
多くの養成所では、前もって台本と役、セリフを指定されます。
役作りと練習をおこない、当日、演技に対して面接官から評価をもらう、という形です。
試験のやり方は養成所によってさまざまで、会話形式で本番さながらの演技を行ったり、現場での対応力を見るために、演技を変更するよう指示があることもあります。
実技審査を通過するには、役の理解と練習が欠かせません。
しっかり考察するとともに、自分の演技を録音するなどして、完成度を上げておきましょう。
4. 面接
最後に面接で、あなたの人となりや性格、声優という職業に対する熱意などが確認されます。
通常の面接と同じく、志望動機や長所・短所、自己PRなどのほか、養成所によっては歌を歌ったり、フリートークを振られることもあるようです。
声優は実力主義の世界。
成功するためには努力し続ける根気や熱意が必要になります。
「本気で声優になりたい」ということを、自分の言葉でしっかり伝えましょう。
声優養成所のオーディションで合格するための対策4つ

ここまでオーディションの内容についてお話ししてきましたが、
「なんだか難しそうだな…」
「自分にできるか不安…」
と思われている方もいるはずです。
そこでこの章では、「声優養成所のオーディションで合格するためのポイント」についてお話ししていきます。
次の4つのポイントを意識することで、より合格しやすくなります。
・服装、礼儀マナーや挨拶を徹底する
・自己PRのための提出書類や写真を魅力的にし、差別化する
・ボイスサンプルやテープの完成度を上げる
・面接の練習をおこなっておく
それぞれ、詳しく説明してきます。
服装、礼儀マナー挨拶を徹底する
まず一番大切なことが、「礼儀マナーや挨拶を徹底すること」です。
声優という職業は、業界的には「芸能界」に属し、礼儀マナーや挨拶をとても重んじる業界です。
この先声優としてデビューしたとしても、これらがきちんとできていないと仕事がもらえなくなってしまいます。
万がいち大変な失礼があった場合は、プロダクションにまで迷惑がかかることもあるでしょう。
このような理由から、声優養成所のオーディションでも「礼儀マナーが徹底できているか」「挨拶はしっかりできるか」がよく見られます。
礼儀マナーや挨拶ができていないと、声優のスタートラインにも立つことができません。
相手に失礼のないよう、また気持ちの良い挨拶ができるよう、普段から心がけておくと良いでしょう。
自己PRのための提出書類や写真を魅力的にし、差別化する
書類審査で提出する書類や写真を魅力的にし、他の候補者と差別化しましょう。
近年、声優の人気が高まったことで、声優養成所オーディションの倍率は非常に高くなっています。
審査プロセスの中で一番最初のステップである書類審査では、たくさんの応募書類の中から、自分を見つけ出してもらう必要があるのです。
特に力を入れるべきは、下記の3つ。
・志望動機
・自己PR
・写真
声優は根気や情熱が必要な職業なので、「なぜ声優になりたいか」という志望動機はかなり重視されます。
自己PRでは、自分の強みが声優として成功することに繋がることをアピールしましょう。
また、近年は声優のメディア露出も増え、アイドル声優としての道で活躍することも多くなり、今まで以上にビジュアル面も重視されるようになっています。
服装などの身だしなみをしっかり整え、自分の雰囲気がきちんと伝わるものを用意しておきましょう。
審査する上では写真も重要な項目になるので、スマホなどではなく、カメラマンに撮ってもらうことをオススメします。
ボイスサンプルやテープの完成度を上げる
オーディションで提出するボイスサンプルやテープは、何度も録り直し、完成度を上げておきましょう。
ボイスサンプルやテープは、シンプルに「声」や「演技力」が評価されます。
ですので、「魅力的な発声ができること」「幅広い演技ができること」をアピールできるものを用意する必要があるのです。
提出までには時間があるはずなので、何度も録り直し、自分で「これだ!」と思えるものを提出しましょう。
面接の練習をおこなっておく
入学試験や就職試験と同じく、面接の練習は必ずおこなっておきましょう。
面接はただでさえ緊張するものです。
しっかり準備しておかないとしどろもどろになってしまい、
「この人にはあまり情熱がなさそうだ」
「面接でしどろもどろになるようでは、声優としての適性がないかもしれない」
と判断されかねません。
あなたの強みや人となりがしっかり伝わるよう、準備しておきましょう。
具体的には、友人や家族など、身の回りにいる人に試験官役になってもらい、回答のフィードバックをもらう方法をオススメします。
協力してくれる人がいない場合は、面接のシミュレーションをしたり、回答を録音して客観的に聞いてみるのも良い方法です。
いずれにせよ、きちんと準備して望むようにしましょう。
声優養成所はどうやったら入れるの?
声優養成所に入るには、
・声優養成所の募集条件に合致していること
・オーディションを通過すること
という2つの条件を満たしている必要があります。
それぞれ詳しく説明していきます。
声優養成所の募集条件に合致していること
大前提として、声優養成所に入る際は募集条件に合致している必要があります。
声優養成所の募集条件に合致していない場合、オーディションに応募しても書類審査で落とされてしまうでしょう。
募集条件は、年齢や声優経験の有無など、養成所によってさまざまです。
自分は条件を満たしているか、養成所の募集要項でよく確認しましょう。
オーディションを通過すること
声優養成所に入所するために必要な第二の条件は、オーディションを通過することです。
声優養成所の目的は、「自社運営の声優プロダクションで活躍できる声優を育てること」。
その可能性のある人を選抜するために、オーディションを行っているというわけです。
多くの声優養成所は年に1〜2回、声優オーディションを開催しており、入所希望者はこちらを受けなくてはなりません。
オーディションを無事通過できると、通常翌年の4月頃に入所、レッスンがスタートします。
ラベリテ・プロの声優養成所の入所オーディション
ここまでは一般的な声優養成所のオーディションについて紹介しましたが、ラベリテ・プロでは18歳未満の方を限定に特待生枠を設けており、その際に入所オーディションを設けています。
見事合格となった場合はレッスン料「1年間全額免除」で入所することができます。
少しでも気になった方は是非、以下のボタンから相談会にお申し込みください。
まとめ
ここまでの内容をまとめておきます。
・声優オーディションは「書類・ボイスサンプル審査→テープ審査→実技審査→面接」の4ステップ
・声優養成所オーディションで合格するには、礼儀マナーの徹底、差別化された書類や写真、完成度高い提出物、面接の練習が必要
・声優養成所に入るには、募集条件と合致していることと、オーディション通過が必要
声優として成功するまでは決して楽な道ではありません。
努力し続ける情熱・根気が必要ですが、自分の声で多くの人の心を動かすのは、何にも変え難い感動のはずです。
あなたの声優人生の第一歩に、この記事が少しでも役立てば幸いです。
また、ラベリテ・プロでは未成年から社会人まで、14歳以上の全ての声優を目指す方の入所を歓迎しています。
詳しくは声優科 – 声優養成所のページから詳細をご覧ください。